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配送委託の見積書の見方|どこを比べれば失敗しないか

配送の見積りは、金額だけを並べても比べられません。何にいくらかかっているか、どんなときに追加料金が出るか、何を受けられないか。この3つが書かれていない見積りは、始まってから金額が変わります。

見積書で必ず見る5項目

項目書かれていないと起きること
料金の算出根拠値上げの根拠が分からず交渉できない
追加料金の条件請求時に想定外の金額が乗る
対応する範囲付帯作業の押し付け合いになる
対応できない範囲急ぎのときに断られる
連絡の窓口トラブル時に誰に言えばよいか分からない

この5つが書いてある見積りは、金額が多少高くても総額では安く収まることがあります。

料金の決まり方は3通り

方式向いている配送注意点
件数(個建て)宅配・多頻度の少量配送件数が減ると単価が上がることがある
コース単位(日額)毎日決まったルート件数が増えても金額は変わらない
時間・距離チャーター・スポット待機時間の扱いを決めておく

自社の配送がどれに当たるかで、比べるべき見積りの形が変わります。件数で出た見積りとコース単位の見積りを直接比べても意味がありません。

追加料金が出やすい場面

  • 指定時間より前に着いて待機したとき
  • 届け先で開梱・設置・組立を頼んだとき
  • 再配達が発生したとき
  • エリア外へ足を伸ばしたとき
  • 早朝・夜間・休日の配送

どれもあらかじめ決めておけば揉めません。見積りの段階で「これは含まれますか」と聞いておくのが確実です。

金額以外で差がつくところ

  • 折り返しの速さ
  • できないことを、できないと言うか
  • 担当が固定されるか
  • 急な増車に応じられる車両の母数があるか
  • 事故・遅延のときの連絡手順が決まっているか

配送は始まってからのやり取りが長く続きます。見積りを取る段階の応対が、そのまま日々の連絡の質になります。

見積りを取る前に用意しておくこと

  • 積地と届け先のおおよその場所
  • 1日あたり/1回あたりの個数
  • 荷物の種類といちばん大きいもののサイズ
  • 配送の頻度
  • 時間の制約(何時までに着けばよいか)

この5つがあれば見積りは出せます。細かい寸法や重量は後からで構いません。揃っていない状態で問い合わせても、こちらから必要なことをお聞きします。

複数社から取るときの進め方

やること理由
同じ条件を全社に伝える条件が違うと金額を比べられない
料金の算出方式を揃えてもらう件数とコース単位は直接比較できない
追加料金の条件を書面でもらう後から差が出るのはここ
対応できない範囲を聞く急ぎのときに断られないか分かる

2〜3社で十分です。社数を増やすほど条件を揃えるのが難しくなり、かえって比べにくくなります。

概算は、5つ伺えばその場でお出しできます

運ぶもの・数量・エリア・頻度・時間帯。この5つが分かれば概算をお出しできます。 「軽貨物では向かない」と判断した場合は正直にそうお伝えします。相見積りの比較用でも構いません。

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