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配送を初めて外注するときの流れ|問い合わせから稼働開始まで

配送を外に出すのが初めてだと、「何を伝えれば見積りが出るのか」から分からないことが多いはずです。この記事は荷主側が何を準備するかに絞って書きます。ここが整理できていると、見積りの精度も立ち上がりの速さも変わります。

先に決めておく5項目

この5つが分かれば、その場で概算が出ます。逆に、ここが曖昧だと見積りも曖昧になります。

項目具体的に伝えること
運ぶもの品目・1個あたりの大きさと重さ・壊れやすさ
数量1日あたりの件数、月間の総量、繁忙期の増え方
エリア出発地と、配送先が集まっている地域
頻度毎日か週何回か。曜日が決まっているか
時間帯積込の時刻、納品の締め時刻、時間指定の有無

「だいたいこれくらい」で構いません。直近1か月の出荷実績がそのまま使えます。

あると精度が上がる資料

  • 直近1〜3か月の配送先リスト(住所と件数だけで十分です)
  • 現在の配送コスト(運賃・人件費・車両費のいずれか分かるもの)
  • 納品先ごとのルール(受付時間、台車の可否、検品の有無など)
  • 繁忙期・閑散期の波が分かる数字

特に配送先の住所と件数があると、地域ごとにまとまるかどうかが判断でき、コース設計の前提になります。

問い合わせから稼働までの流れ

段階やること目安
1. 問い合わせ上の5項目をお伝えいただくその日
2. 概算のご提示軽貨物が向くかどうかも含めてお伝えする当日〜翌営業日
3. 打ち合わせ現場の条件・積込場所・伝票の運用を確認1回
4. お見積りコース設計と単価をご提示数日
5. テスト稼働一部の便・一部のエリアだけで走る1〜2週間
6. 契約・本稼働条件を確定して開始

全部を一度に切り替えないでください。テスト稼働を挟むのが、失敗しない進め方です。実際に走ってみると、机上では出てこなかった条件が必ず出てきます。

テスト稼働で見るべきこと

価格だけを見て決めると、後で運用が回らなくなります。次を確認してください。

  • 時間が読めるか:積込から納品完了までが毎日ほぼ同じ時間で終わるか
  • 連絡が来るか:遅れや不在があったとき、こちらから聞く前に連絡があるか
  • 荷扱いが合うか:荷物の扱い方が、自社の基準と合っているか
  • 代わりが立つか:担当が休んだ日に別の人が走れるか

4つ目は特に重要です。1人しか対応できない体制だと、その人が休んだ日に配送が止まります。enTrustは九州4拠点・軽バン約90台の体制で、代走を前提に組んでいます。

契約書で必ず決めておくこと

項目決めておかないと起きること
料金の内訳距離・件数・待機時間のどれで変わるかが不明確になる
追加料金の条件繁忙期や再配達のたびに交渉になる
事故・破損時の負担責任の所在で揉める
解約の予告期間急に止められる/止められない
繁忙期の対応増便できるかどうかが決まっていない
連絡の窓口と手段誰に何で連絡するかが決まらず、確認が遅れる

詳しくは契約前に確認する項目の記事にまとめています。

失敗しやすい進め方

  • 価格だけで選ぶ:安い代わりに繁忙期に断られる、ということが起きます
  • 一度に全部を切り替える:問題が出たときに戻せません
  • 現場に伝えずに決める:積込場所や伝票の運用は現場が一番分かっています
  • 1社しか見ない:相場が分からないまま契約することになります

相見積りは取ってください。比較されたほうが、条件を正確に出す動機になります。

向かない場合ははっきり言います

軽貨物が合わないケースもあります。1回の量が多すぎる、距離が長すぎる、特殊な設備が必要、といった条件です。

その場合は「軽貨物では向きません」とそのままお伝えします。無理に受けて回らなくなるほうが、双方にとって損だからです。

判断のための資料として、自社便と委託の分岐点料金相場の記事もご覧ください。

概算は、5つ伺えばその場でお出しできます

運ぶもの・数量・エリア・頻度・時間帯。この5つが分かれば概算をお出しできます。 「軽貨物では向かない」と判断した場合は正直にそうお伝えします。相見積りの比較用でも構いません。

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